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カシパンドローム

カシパンドロームは小出マワルの所属する個人サークルです

テキレボ5を終えて

はじめに

 テキレボ5が終わりました。委託参加だった自分の結果は、まだ分からないのですが、浅草で私の作品を手に取ってくださった方、ツイッターでの告知をRTやファボしてくださった方、ありがとうございました。

 「甘い記憶は~」を楽しんでいただけていると嬉しいです。

 

イベント参加して思うこと

 静マルもそうだったのですが、この頃イベントが終わって「スッキリ!」という気分にならなくなりました。どちらかというと、「もっと頑張れたんじゃないか」という気分になります。

 しかし、締め切りを守り、読めるものを作って、お披露目できたというのは、自分を甘やかすわけではありませんが、それだけで結構頑張っているはずです。

 つまり、イベント参加するようになって1年ほどで、「参加できた」というだけでは、満足できなくなってきたのでしょう。

 

今後どうしていけばいいのか

 ぼんやり思うのは、長らく続けてきた写真と同じで、自分の表現したいことは何なんだろう、それを探すことが重要なんじゃないか?ということです。自分の伝えたいこと、世界観を表現しきること、それが作品の分かりやすさになると思っています。

 しかし、タマネギの皮をむいていくように自分の芯を探していって、「自分の表現したいことは見つかるのかな?」とも思います。タマネギの中心に、種がある訳ではないですからね。

 

手応えがないのは

 それもこれも、最近イベントに参加して、作品が受けているかどうかという手応えがないから、「不安」なのでしょう。それも、委託でしか参加していないから、ということも大きいと思います。対面で作品をお渡ししていないので、どんな人の手に渡っているのか、私は見たことが無いですから。

 でもイベントに参加すれば、多少の数は誰かの手に作品が渡っていくことは、数として理解しています。そこに手応えがないというのは、こういったブログの活動との比較があるからかもしれません。

 ブログが最高にうまく伝ること、私にとってそれは、誰かを触発できた時です。でも同人誌をつくって誰かを触発できたことは、まだ無いように思います。

 同人誌でお話を読みたい人は、お話を読むことが好きなわけで、読んだ感想を書くことが好きな人とは限りません。ブログの読み手は、読み手自身もブログを書いていることが多く(最近は減ったと思いますが)、私の思う触発しあう関係が見えやすいのでしょう。反対に同人誌の読み手は、サイレントな読者が大半なのでしょう。

 

でも辛くなってしまう

 そのことを踏まえても、読んでくれた人からの反応が少ないのは、私の作品が、アンケートに回答しようと思えるほどの、熱量を持っていないのかもしれないと推察することもできるわけで、そう思うと肩を落としてしまいます。

 その結果、誰かの手に渡った数だけが、自分の頑張りを評価する基準になってしまうと、より辛くなってしまうのです。他のイベント参加者が、どのくらいの数を頒布したのかということを知り、自分の相対的な位置を知ることによって。

 

むやみに広く考えないこと

 そこで私が大事にしたいのは、作品が

①尊敬する目利きの人の目に留まる

②半径5メートルの人に楽しんでもらえる

ことなのかなと、今はそう考えています。

 

 尊敬する目利きの人というのは、同人活動をして人で面白い作品をつくっている人です。自分よりも活動歴が長い人がほとんどですから、経験も豊富。そういう人から感想をもらえると、励みになります。ただし、その感想に媚びるようなことはしないでおきたいです。経験豊富な人は、それも見越した感想をくださいますが。

 また、半径5メートルの人たちを楽しませることができないと、より広範囲な人に自分の作品を楽しんでもらえることはできないでしょう。

 自分の偏愛を理解してくれる人が、ネットでなら見つかると信じられる世界は、もう終わったと思います。少なくとも私レベルの表現をする人は、ごまんといるわけです。巡り合えませんよ、そんな世界では。だから身近な人の反応は大事だと思います。

 ただ同人活動する場所が、本当に同人誌即売会だけでいいのかということは、考えてもいいのかもしれません。人によっては、雑誌や賞に投稿した方がいいかもしれませんし。

 

おわりに

 小さなことからコツコツと。という結論になるのかな?

 自分のやっていることがうまくいっているかどうか、周りを見渡して相対的に判断しがちだけれど、見るべきものは自分の出した結果であり、心細くても小さな一歩をしっかり「自分」で味わっていくことが大事なんでしょう。

 世間でおいしいと言われる料理だから自分もおいしいと思う、なんて食事の仕方は、あんまりしませんよね?

 とりあえず、10作くらい作って並べてみたときに、何を思うのかな自分は。